平成28年度熊谷うちわ祭写真館


今年のうちわ祭は、梅雨が明けない中での開催となりました。

初日は夏空が広がり暑くなり、まずまずのお祭り日和となりました。
そんな中、見所は『初叩き合い』後の伊勢町区屋台のアンダーパス越えでした。来年には山車を新調する伊勢町区にとって最後のアンダーパス越えとなりました。そして、過去にアンダーパス越えを行っていた荒川区に続き伊勢町区も最後のアンダーパス越えという事になり、うちわ祭史上でも本当に最後の最後のアンダーパス越えとなりました。
また、熊谷駅前での『初叩き合い』前のティアラ21前では、昨年に習い叩き合いではなく、各町の山車・屋台はロータリーを回り駅前へ進入するという形態がとられました。

翌二日目は、気温も低めで生憎の雨となり一時は雨脚が強くなったりしてどうなるかと思われましたが、皆さんの願いが届いたのか、何とか巡行祭が始まり出すと雨も止み、夕方まで天気は持ちこたえてくれました。
この巡行祭での見所は行宮参りの後に市役所通り交差点での全町扇型になっての叩き合いでした。
まず、その前の行宮参りでは、年番町第弐本町区の山車は行宮参りの後に行宮前に控えて、他の町区の山車・屋台の行宮参りを見守るような形態がとられました。おそらくこの様な演出は初めてだったのではないでしょうか。この間、行宮参りを済ませた年番町以外の11台の山車・屋台は順次市役所通り交差点で南側を向いて扇形になり、最後に11台の山車・屋台に向かい合うように年番町第弐本町区の山車が進みました。その後年番町第弐本町区の山車も他の11台と並んで全12台の山車・屋台で扇型を作り出しました。
また、二列巡行となった今年の巡行祭では、石原方面から銀座方面へ巡行する際の国道407号線及び駅前通り線通過の際に、それぞれ4台づつの山車・屋台がほぼ並んだ状態で通過するという演出がありました。山車・屋台の幅などにも関係があるのか、4台の山車・屋台が綺麗に揃って並んでという状態では見られませんでしたが、一度に4台の山車・屋台を信号待ち後に通過させるという方法の為か、山車・屋台の進行もスムーズに行われたように感じました。
夜には再び雨が降り出し、雨脚も強弱を繰り返し降り続き傘やカッパが必要だったり必要でなかったりという状態が続きました。その為か、例年通りの夜の叩き合いではありましたが、心持ち全体の進行の具合が早く、例年よりも早く切り上がってしまったように感じられました。

最終日は、前日に続いて気温は低く曇がちの天気ではありましたが、天気の方は何とか持ちこたえ、夜の曳っ合せ叩合いにおいて来年度年番町筑波区へと年番が引き継がれた後、還御祭が行われ今年のうちわ祭は滞りなく幕を閉じました。


現在制作中の為、コメント及び写真は今後追加していきます。

7月20日(水)

昼の天気…晴時々曇 夜の天気…曇後一時雨  最高気温…32.3℃ 最低気温…22.7℃



7月21日(木)

昼の天気…雨後時々曇 夜の天気…雨後時々曇  最高気温…23.6℃ 最低気温…20.7℃


7月22日(金)

昼の天気…雨後曇 夜の天気…曇後一時雨  最高気温…23.4℃ 最低気温…19.9℃


還御祭(7月22日〜23日)


平成28年度ポスター



平成28年度…年番町:第弐本町区 大総代:棚澤正行